2014年4月9日水曜日

vintage harley buddy seat repair 3 after



















一度奇麗にばらして

表皮の裏から革を貼り

スポンジを作り直して縫い合わせています。

これが一番時間がかかるし、難しい。これを勝手にフルコースと名付けています。

修理して完成したときに
しわやゆがみがでないようにするためには
表皮の裏に革を貼る時は
シートになっている時の形で貼らないといけないし

スポンジも癖がついていた元の形を作らないといけない。

見本が横にあって見ながら同じように成型できるならいいが、
スポンジは剥ぐ時に粉状になってない。

ある程度元の形を想像してスポンジを作った後は
表皮を被せてから調整するしかない。

足したり、削ったり、

ここにしわが出るということは、、、
あそこに厚みがでればいいのかな〜

いや、あそこを削ればいいのかも、、、

やってみては
違うな〜。

と。

この調整だけで朝から晩までやっても数日かかります。

張替えは
自分のペースででき、
仕上げまで納期や作業順番など計画通りできますが、
元を活かしてのフルコースの修理はこっちには(自分)いっさい権力はありません。
一番大変(ヤヤコシイ)です。





































元々付いていたオリジナルのリベットを再利用しました。






















vintage harley buddy seat repair 3 before


ビンテージハーレーのバディーシートの修理です。







































































口が開き
スポンジも硬化してます。