しびれる程かっこいい。
rollerにも載ってます |
このsaddle bagです |
一見状態はよいですが、2個とも蓋の部分だけ焦げたようにカチカチです。裏まで焦げ跡があるので革の柔軟性なんてなく例えるとお菓子の’せんべい’状態。
どこか一ヶ所でも崩れると一気に全て崩れてしまいそうです。
”絶対に触らん方がいい!”と思いました。
が、お客様の想いや愛情、私に信用して任せる勇気などあり、私も答えたいと思ったのでやってみました。私も挑戦です。
どのようにするか、、、
考えた挙げ句
革が硬化してしまい今にも崩れそうならいっそのこと割ってしまおう!
それで全体の形を整えて裏から補強します。
割れたところはパーツをつくり埋めます。
大きく割れたところはパーツ取りでとってあるビンテージのサドルバッグから風合いが近いものを選んで切り取ります。
埋めは奇麗にせず全体のバランスに合わせて適度にひび割れを残してます。
AFTER
表から見える3本の紐はやれ加工して全体の雰囲気に合うように。裏から当てた革は使い込んで自然に馴染むようにという想いで染めていません。
これで気にせず使用できるようになったのではないでしょうか?
物との出会い以上にお客様との出会いが私の財産になります。
手がけたものはこれからも面倒見ていきますし、お客様ともずっとお付き合いしてさせて頂きたいと思ってます。
出会った方々に助けられながら今日も頑張ります。
GORKY 太田
GORKY 太田
mail kaipara96@gmail.com
tel 090-2505-2492
最高!
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