2014年10月21日火曜日

オリジナル革の下に一枚革を貼る修理について

何度かアップしているオリジナルバディーシートを剥いで裏から革を貼り縫い留めるフルコースの修理。これはかなり高額です。どうしても高額になってしまいます。
”修理なのになんでそんなに高いの?”
”材料代もそんなにかからないでしょ?”
”それならヤフオクでオリジナルのシート買えるじゃない”


修理代が高い理由は作業時間が長いことが一番の理由です。そしてリスクがあり難易度が高いこと。全ての中でだんとつで難しいです。作業時間でいうと新品の革で張替える時間の10倍かかります。仮に張替えが8万とするとリペアは80万。そんなお金を出す人はいないのでだいたい18〜27万ぐらいの間になってます。(お得でしょ。)





あと知っておいて頂きたいことはリペアしたからといって新品同様の扱いをしないでほしいということです。
スタート時点で年数が経っている革!ということを認識しててほしいです。
ビンテージの革は革が劣化しているため何をするにしても一筋縄にはいきません。

お客様がリペアに実用性か見た目か、どっちに比重をおいているのかでリペア内容が変わります。新品同様の扱いをしたい方は新しく針穴を開けるリペアをします。(が、今までそのようなお客様はいません。そしてそんな修理をしているものはアメリカから入ってくるものによく見ました)
見た目重視のリペアにも幅があります。
お客様がリペアするにあたって”どのように使いたいか”や好みをお聞かせ下さい。

バッグの紐作り直し2000円から受けております。


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